診療の流れ
ここでは当院における全顎的な治療の流れについて説明していきます。
(健康保険のみでの治療はこの限りではありません。)
≪総合診査≫
総合的な治療を行うために、より多くの情報から診査診断を行います。
通常の問診、口腔内診査、模型診査に加えて、
(1) お顔の写真撮影
(2) お口の写真撮影
(3) パノラマ・レントゲン
(4) 顎関節レントゲン
(5) セファロ・レントゲン
(6) 顎機能運動検査 CADIAX
その他必要に応じて、ブラックスチェッカー (簡易歯ぎしり検査装置)、歯周病細菌検査(BANA Test)、カリエス・リスク・テスト(CRT)などを行います。
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3.パノラマ・レントゲン
残っている歯や骨の中の状態を確認します。
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4.顎関節レントゲン
顎関節の形態の変化や運動量を調べます。
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6. 顎機能運動検査 CADIAX
顎関節の機能的な診査(動的検査)を行います。
※CADIAX につきましては
コチラをご参照下さい。
※咬み合わせ治療の詳細は
コチラにも掲載しております。
- 蒐集した資料を基に問題点を抽出し、総合的に診断を下します。
- 治療計画の立案
- 者様に診査の結果、診断、治療計画および費用について説明します。
- 同意をもとに治療に入っていきます。
- 蒐集した資料から得られた治療目標顎位で咬めるように製作した仮歯を装着します。
- 数ヶ月間経過を観察します。
この間に、歯茎の治療や神経の治療、小さなムシ歯の治療を行います。
- 経過観察後、臨床症状の改善を見極め、再評価として通常の口腔内診査及び、
ブラックスチェッカー、CADIAX検査やレントゲン検査を実施します。
- ブラックスチェッカーを用いて、夜間の実際のブラキシズム時の干渉をチェックします。
- 干渉部位の調整を行います。(↓写真の矢印)
- 患者様の主訴である臨床症状の改善と客観的な臨床検査データの改善を確認て、最終補綴物の製作に入ります。
- 最終補綴物の製作には、CADIAXのデータを反映させることの出来る咬合器(Girrbach社製、Reference SL, Artex AR)を用います。
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